玄関をスッキリ見せる収納アイデア|出し入れしやすくキレイを保つ

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玄関をスッキリ見せて、出し入れしやすい状態を保つための答えは、収納を増やすことではありません。

見せ方と動線、そして戻しやすい定位置を整えること。

この3つを押さえるだけで、玄関の印象と使いやすさは大きく変わります。

一人暮らし歴が長いと、玄関はどうしても物置き場になりがちです。

仕事から帰るのは夜になることが多く、疲れていると、靴や荷物をそのまま置いてしまうこともありますよね。

私自身、1Kで暮らして10年以上になりますが、玄関の扱いは何度も失敗してきました。

それでも、いくつか試していく中で、これは続くと感じたやり方が少しずつ見えてきました。

この記事では、一人暮らしの男性目線で、実際にやってみてラクだった玄関収納の考え方と工夫をまとめています。

無理なく続けられる方法ばかりなので、今の生活に合いそうなところから取り入れてみてください。

玄関が劇的にスッキリ!「見せる」と「隠す」の収納基本ルール

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玄関をスッキリ見せたいなら、全部を片付けようとしなくていいということです。

見える物を減らし、隠す物を決めるだけで、玄関は一気に整って見えるようになります。

特に一人暮らしの玄関はスペースが限られているので、視界に入る情報量を減らすことが何より重要です。

ここでは、床を広く見せる工夫、生活感を抑えるまとめ方、そして圧迫感を減らす配置の考え方を、実体験を交えて紹介していきます。

靴箱に入りきらない靴は「浮かせる収納」で床を見せる

以前の私は、よく履く靴を玄関のたたきに並べたままにしていました。

帰宅が遅い日ほど、靴箱に入れるのが面倒になり、そのまま放置。

気づくと床が靴で埋まり、掃除もしにくい状態になっていたんです。

そこで考えたのが、床をできるだけ見せることでした。

床が見えているだけで、玄関は不思議と広く感じられます。

試したのは、突っ張り棒を使って靴を浮かせる方法です。

靴箱の下や壁際のデッドスペースに設置し、かかとを引っかけるように収納しました。

靴箱に入りきらない靴は「浮かせる収納」で床を見せるの図解

小さな工夫ですが、これだけで玄関の印象はかなり変わります。

一人暮らしだと、このちょっとが助かるんですよね。

生活感が出る小物は「色と素材を統一」して隠す

玄関には、靴の手入れ用品や折りたたみ傘、外出用の小物など、細かい物が集まりやすいです。

以前は、手に入れたままのケースを使っていたので、色や素材がバラバラでした。

物が多いというより、視界が散らかっていたのだと気づいたのは、収納ケースを入れ替えたときです。

中身が見えないボックスにまとめ、色を白や落ち着いた色に揃えただけで、同じ量でもスッキリ見えるようになりました。

生活感が出る小物は「色と素材を統一」して隠すの図解

全部を見せようとしないこと。これが玄関収納では意外と大事なポイントです。

圧迫感を減らすレイアウトと視覚効果のコツ

1Kの玄関は、とにかく狭く感じやすいです。

以前は、背の高い収納を手前に置いていたため、玄関に入った瞬間に圧迫感がありました。

思い切って配置を見直し、背の高い物は奥へ、低い物は手前へ移動。

これだけで、視線が奥まで抜けて広く感じられるようになります。

壁に小さな鏡を付けたのも効果的でした。難しいことをしなくても、配置を変えるだけで印象は変えられます。

忙しい朝も時短!出し入れのストレスをなくす動線アイデア

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玄関収納は見た目よりも使いやすさを優先したほうが、結果的にキレイが続くということです。

出し入れが面倒な収納は、どんなに整えても長続きしません。

動作を減らすことが、散らかりにくさにつながります。

ここでは、実際に試してラクだった動線の工夫を紹介します。

「ワンアクション」で完了するゴールデンゾーンの活用

私がよくやっていた失敗は、毎日履く靴を下段の奥にしまっていたことです。

しゃがんで取り出すのが面倒で、結局たたきに出しっぱなしになっていました。

そこで、腰の高さから目線の高さを一軍専用スペースにしました。

この位置に靴や鍵を置くだけで、出し入れがかなりラクになります。

ワンアクションで完了するかどうかは、続くかどうかの分かれ道だと感じています。

玄関ドアを壁面収納に変えるマグネット活用術

玄関で意外と使えるのが、ドアの内側です。

鍵やエコバッグなど、出かける直前に使う物をマグネットフックでまとめました。

目の前にあるので忘れにくく、スペースも取りません。

棚が足りないと感じている場合は、まずドア周りを見直してみると良いです。

掃除道具やアウターは「ついで」に取れる位置へ

掃除道具を別の部屋にしまっていた頃は、使うまでのハードルが高く、後回しにしがちでした。

そこで、ほうきは玄関の死角に吊るし、上着は突っ張り棒で簡易的な掛け場所を作りました。

通りがかりについでに使える位置にあるだけで、行動は自然と変わります。

リバウンドなし!キレイな状態を無理なく保つ「定位置」の決め方

リバウンドなし!キレイな状態を無理なく保つ「定位置」の決め方の見出し画像

頑張らなくても戻せる仕組みを作ることが、キレイを保つ一番の近道だということです。

一人暮らしだからこそ、自分がラクなルールを作ることが大切になります。

ここでは、続けやすかった定位置の決め方を紹介します。

「たたき」には靴を1足しか出さないルール

以前は、帰宅するたびに靴を脱ぎっぱなしにしていました。

それが積み重なり、気づけば玄関が雑然とした印象に。

そこで決めたのが、たたきには今履いている靴一足だけというルールです。

すぐにしまえないときのために、一時置き用のトレーも用意しました。

完璧を求めない仕組みが、結果的に続いています。

戻す場所に迷わない「用途別」の定位置

どこに戻せばいいか迷う収納は、出しっぱなしの原因になります。

そこで、使う目的ごとに収納場所を分けました。

自分が分かれば十分なので、難しいルールは不要です。

戻すまでの流れが頭に浮かぶかどうかがポイントになります。

「とりあえず置き」を受け止める一時スペース

宅配の荷物や、後で片付ける予定の物は、どうしても一時的な置き場が必要です。

我が家では、小さなカゴを一つ用意し、ここに入る分だけは仮置きして良いことにしました。

満杯になったら見直す。

このルールにしてから、玄関が荒れにくくなったと感じています。

まとめ

玄関をスッキリ見せるコツは、収納を増やすことではなく、見せ方と動線、そして戻しやすさを整えることです。

床をできるだけ見せ、よく使う物はワンアクションで取れる位置へ。

無理なく戻せる定位置を決めるだけで、玄関は驚くほど扱いやすくなります。

一人暮らし歴が長いので、あれこれ試す癖がついていますが、続いているのはラクな方法だけです。

まずは一つ、小さな工夫から始めてみてください。それだけでも、玄関の使い心地はきっと変わるはずです。

 

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